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奇しくも、昨日読んだ小林泰三の本の内容は記憶に関する話だった。

池谷裕二著「進化しすぎた脳」読了。
非常に面白い本だった。
脳科学についてかなり噛み砕いて書かれており、大した知識もない俺でもよく分かった。

特に印象的だったのが、脳の曖昧さの話。
人間はここまで進化したのに、何故記憶力が曖昧なのか。
この先、人間が進化していく中で、おそらく記憶力はそれほど向上しないと思う。
完璧な記憶力を持った人間は、応用力がなくなるらしい。
脳は見たもの、感じたものを「汎化」する。
つまり、物事を抽象化し、ルールを抽出するという事だ。
いわゆる、ゲシュタルトというやつか。
そういう「ルール」のみを記憶すれば、最小限のエネルギーで行動をする事が出来るというこっちゃ。
俺がバカなのも、脳の機能なのだ(極論)。

あと、脳が体を支配しているのではなく、体が脳を作っているという話も面白かった。
例えば、腕を欠損した人がいるとする。
通常、当然ながら脳には腕に関する神経が集まった部位がある。
しかし、その腕がなくなると、脳からその部位が消えるのだ。
体の状態で脳がフィードバックされる。
脳の柔軟性がいかに高いかが分かった。


こういう簡易専門書は読むのが楽しい。
俺は別に、専門的な事を細部まで知りたいわけではない。
なんかのネタに使う為、あるいは思考力を鍛える為(言語と知識が思考を生んでいると俺は思っている)に、専門的な事を知りたいわけだ。
それは、「深さ」も重要なんだが、俺みたいな青二才はとりあえず「広さ」を求める。
入り口を増やしておけば、「俺は何が知りたいのか」が分かるべ。
つっても、きっと明日には覚えた事は忘れてるんだろうな。

記憶は曖昧だから。
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trackback(0) | comment(0) | 2007/03/23 Fri
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