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ご冥福をお祈り致します。

以前、店に良く来てたおばあちゃんがいる。
何か半分ボケてるみたいで、来店するたびに癇癪を起こす。
若い男が好きで、俺や他のバイト君達はよく絡まれていた。
正直、従業員達からは煙たがられていた。

そのおばあちゃんが、亡くなった。

いや、正確には「亡くなっていた」。
自宅付近で異臭に気づいた近隣住民が通報。
老人の孤独死らしい。

7月中から異臭がしていたと、近所に住むパートさんは言う。
この猛暑の中、遺体が腐敗していたのだろう。

迷惑だったが、悪人ではなかった。
機嫌が良さそうな時は、本当に気の良いおばあちゃんだった。
複雑である。
顔見知りの、変死。
妙な非現実感。

現代において、餓死者が増加しているように、
こうした老人の孤独死も、格差とか近所付き合いの減少とか、
そういう「希薄さ」が原因だ。
命、繋がり、絆の軽さ。
日本人が進化と引き換えに捨てた物だ。
人は、人と関わらなければ容易く死んでしまうのだ。

真夏の灼熱地獄の中、
独り死ぬのはどんな気持ちだろうか。
どれほど、寂しいのだろうか。


人間は、死ぬときは「ひとり」だ。
だが「独り」で死ぬのは、

悲しいのだ。
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trackback(0) | comment(0) | 2007/08/23 Thu
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