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久々本日記。

鯨統一郎著「タイムスリップ森鴎外」読了。

タイトルだけ聞くとライトノベルな感じですが、
中身もライトノベルなノリです(笑
大正時代の森鴎外が、80年後の現代へタイムスリップしてしまう話。
そこで出会った女子高生達となんだかんだと話が進むっていう。

どっかのレビューでも書いてあったんだけど、
「何も考えずに読む本」である。
一応ミステリーなんだけど、物足りなさ過ぎる。
物凄く良く練られてはいるんだけど、
落とし方が弱いっていうか、おざなりっていうか。
まぁこのくらいがいいのかな。
あんまり本格本格しちゃうと、キャラクターのアクがしつこいし。

俺がこの本で気に入った部分は2つある。
1つは、森鴎外のキャラクター。
大文豪だから納得っちゃ納得なんだが、順応性が良すぎる。
パソコンケータイネットテレビマック地下鉄と、
現代文明を一朝一夕で使いこなす。
挙句の果てにはHP作ってる。60歳のオッサンだぞ(笑
極め付けにラップを歌うとかね。やりたい放題だね。
でも、そこが逆に気持ちよかった。
変にリアリティ追求するより、テンポがよくて。

2つ目は、そのテンポの良さ。
遅読の俺が3時間で読み終えた。
あっさりしていた割には、読後感は悪くない。
引きずらず、かと言って残しすぎずといった絶妙なバランス。
気構えずに読めるのは、現代文学では良いセールスポイントだと思う。

以上。
ヒロインの女子高生うららがいまいち可愛くなかったのはアレだが、
今後化けていきそうな雰囲気はあるので、シリーズ続編に期待。
つか、明日買ってくるわ。多分。
こんだけ読みやすい小説久しぶり。




ただ、物凄く引っかかる部分がある。
作者が無理して女子高生言葉を書いてるせいだと思うが、
何かうららとかの会話が痛々しい。
「鯨さん、無理しないでいいんですよ」
って作者に言ってあげたくなる。
無理しなくていいんですよ!
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trackback(0) | comment(0) | 2008/03/26 Wed
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