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金が…

金庸著「連城訣」上下巻読了。
いやぁ、主人公が最後に一応幸せになってよかった。
だってあんな良い奴が不幸なままでいるなんておかしいもん。
ラストの続きが凄く読みたいんだが、
それは読者各々の心の中で、って事で。

この作品は、実話を元に書かれたそうだ。
泥棒の濡れ衣を着せられ、
その時に殴られまくって背骨が曲がり、
嫁は仇に奪われた人物が金庸の知り合いにいるそうで。
その人は結局、なんとか生活は出来ていたものの、
幸せな人生を送ることが出来なかった。
だから、金庸はこの作品で、幸せにしたのだろう。
天才肌でバリバリ働く仕事人間金庸の、
人間らしさを垣間見ることが出来ました。

他に見るべき点としては、血刀老祖という悪僧だ。
金庸作品には珍しく、純粋な悪の人間である。
大体、悪役っていうのは、
権威や金、武力を欲して争いを起こすのだが、
血刀老祖はただ殺したいから、犯したいから、
そういう子供のような理由で悪を振舞う。
かといって、サイコパスのような狂人の面はない。
全く普通の顔で、やりたいようにやるのだ。
まことに痛快ではあるが、
やってる事がやってる事なので、
素直に感情移入は出来なかった。

だが、この血刀老祖を金庸No1悪役に挙げる人もおり、
俺も、それだけの魅力は十分にあるとは思う。
とんでもない強さを持ち、何の裏表もなく悪事を働く。
そんな自由さに、惹かれるのかもしれない。

つーことで、またも激しく面白い小説だった。
金庸作品に今のところハズレが無い。
今後もバンバン読んでいこう。
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trackback(0) | comment(4) | 2008/09/11 Thu
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2011/12/08 Thu| |  [ 編集 ]
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2012/10/25 Thu| |  [ 編集 ]
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2012/11/28 Wed| |  [ 編集 ]
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2013/02/04 Mon| |  [ 編集 ]

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